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Q1 昆布の保存方法はどのようにすれば良いですか?
湿気を避け、乾燥した所へ保存することが大切です。
使いやすいようにキッチンばさみで15cmくらいの長さに切り、
空気が入らないよう密封容器に入れ、直射日光の当たらない場所で保管します。
冷蔵庫での保管もおすすめです。
Q2 昆布の選び方にコツはありますか?
【昆布選びのポイント】
・よく乾燥されている
・肉厚がある
・香りがよい
・緑褐色でツヤがある
これが基本的なよい昆布の選び方です。
Q3 昆布の表面によくついている白い粉状のものは何ですか?
昆布の表面についている白い粉は「マンニット」という炭水化物の一種の旨み成分です。
水洗いするとこの旨み成分が落ちてしまいますので、
固く絞ったぬれ布巾、もしくは乾いた布巾で表面を軽く擦って拭くようにして下さい。
Q4 だしをとった後の昆布はどうすればいいのでしょうか?
だしをとった後の昆布は旨みが残っていないのでは…と捨ててしまいがちですが
昆布には水に溶けない抗アレルギー成分がたっぷり含まれているため
「だし」をとった後も栄養はたくさん含まれています。
「煮物」「佃煮」などとして再利用すれば、とてもおいしくいたただくことができます。
Q5 昆布だしと相性の良い組み合わせは何ですか?
まずは定番の「昆布+鰹節」。
昆布のグルタミン酸と鰹のイノシン酸を合わせると、
おいしさを感じる脳波が7倍にもなると言われています。
また、「昆布+干ししいたけ」「昆布+豚肉」という組み合わせも相性がよくおすすめです。
Q6 だしを取ると、水が薄紫色になることがあります。これはなぜですか?
これは「ヨウ素・デンプン反応」によるものです。
昆布に含まれるヨウ素に、デンプンが加わって作用すると、
水が青色や青紫 色、紫色になることがあります。
この反応によって生じた色は加熱によって消えるため、全く問題なくご使用いただけます。
Q7 昆布は美容やダイエットに良いのでしょうか?
昆布は低カロリー・低脂肪。
さらに食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富です。、
昆布はまさに女性に嬉しい健康・美容食品です。
Q8 昆布に多く含まれるヨード(ヨウ素)は採りすぎると甲状腺によくないのでしょうか?
通常で食べる程度の量では全く問題ございません。
ただし、長期間にわたって連日大量に食べすぎるのは控えて、
ヨウ素が排出されるように少し間隔をおいたり
大豆製品と一緒に食すなどバランスの取れた食生活を送ると良いでしょう。

Q1 ひじきが採れる時期はいつごろなのでしょうか。
8月~9月にかけて新芽が出て成長し、3月~5月の早春の時期に収穫されます。
旬の時期を過ぎると、葉には丸みを帯びた気泡ができて固くなり、
食用には向かなくなります。
Q2 ひじきの賞味期限を教えて下さい。
ひじきは、劣化すると酸化がすすみダメになってしまうような脂質がなく、
水分も低いので劣化することが少なく、保存に適した食材です。
実際は長期間保存できると言われていますが、食品である以上、
あまり長い賞味期限は消費者の信頼に欠ける恐れがあるということから
製造後1年~2年が基準とされています。
Q3 ひじきと相性の良い食材を教えて下さい。
油との相性が抜群なので、煮物だけではなく炒め物、
揚げ物など幅広い調理法でご活用いただけます。
また、魚、きのこ、鶏卵などビタミンDの多い食材と一緒に調理すると
ひじきに含まれるカルシウムの吸収を助けてくれます。
Q4 乾燥ひじきを戻すだけで食べることはできますか?
ひじきは戻しただけで食べることはおすすめいたしません。
戻して水洗いした後、加熱調理をすることで、
乾燥前の状態に戻り、ひじき本来の味と香りを楽しめます。
水戻しし、5分程度軽くボイルしていただければ、
サラダや酢の物としてもおいしくお召し上がりいただけます。
Q5 「養殖ひじき」と「天然ひじき」の見分け方はあるのでしょうか。
違いはありますが、専門業者でも見分けが難しいくらいで
はっきりと断定できる方法はございません。
必ずしも養殖ものが天然ものに比べて味が落ちるというわけではなく、
養殖ものでもおいしいひじきはあります。

Q1 わかめの保管方法は?
【乾燥わかめ】
直射日光の当たる場所を避けて保存して下さい。
直射日光が当たると黄色く焼ける場合があります。
【生わかめ】
封をした状態で冷蔵保存して下さい。約6ヶ月程度保存できます。
Q2 汁物に入れる時、乾燥わかめは戻してから使うのでしょうか。
乾燥した状態で入れていただいても問題ございませんが、
半分くらいの戻し加減で使用するのが一番おいしくいただけます。
Q3 湯通し生わかめは何分くらい水戻しすれば良いのでしょうか。
【湯通し生わかめの戻し方】
1.まず塩分を簡単に洗い落とし、たっぷりの溜め水にわかめを5~10分程度浸します。
(浸す時間は水温の低い冬季はやや長め、夏季の高水温の時にはやや短めに加減して下さい)
2.十分に葉が開き、色はツヤのあるきれいな緑色、
柔らかい弾力性のある肉質になったらお召し上がりどころです。
3.軽く絞って水気を切り、適当な大きさにカットしてそのまま料理にご使用下さい。
ポイント!
戻しすぎるとわかめの成分“アルギン酸”や
水溶性の食物繊維“フコイダン”が溶け出しまうので、
栄養的にも味的にも長くつけすぎないのがコツです。
Q4 わかめの旬の時期を教えて下さい。
冬から春にかけてが採れ頃で、旬は春(3月~5月)です。
11月頃に発芽して翌年の5~6月頃に成熟しますが、
若いほど味が良いため、3月~5月に水揚げが始まります。
Q5 おいしいワカメの見分け方を教えて下さい。
【見分け方のポイント】
・色つやの良いもの
・黒っぽい緑色のもの
・厚みがあり、弾力性のあるもの
・塩が多めにふってあるもの(生わかめの場合)
・形が崩れていないもの(乾燥わかめの場合)
Q6 天然と養殖では格差があるのでしょうか。
養殖といっても、種付け作業を人工的に行うだけで、
あとは天然のものと全く同じ環境で育てているので味に大差はありません。
養殖ものの方が天然ものよりも柔らかく、
歯ざわりが良いので刺身やサラダなどの生食用としておいしく食されています。
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